冬を待つ
拙宅でもっとも狭い「部屋」は洗面所である。トイレと浴室が隣接してあり、洗面台と洗濯機スペースがある3畳ほどの空間だ。
今年の初め頃、もっとも寒い時期の夜間はこの場所で過ごした。
そこにイスを持ち込み、蓋を閉めた洗濯機をテーブル代わりに読書やお茶を楽しんで過ごした。
なんのためにわざわざそんな場所で? という疑問もあるだろうが答えは簡単。節約のためだ。
温風ヒーターだけでも十分暖かくなるし、少し熱めのお湯を浴槽に張って浴室のドアを開けておけば暖房の代わりにもなる。
もっとも電気代もガス代もたいして節約にはならなかったが、灯油は1度しか買わずにすんだ。
暑かった夏も過ぎて早くも10月。朝に玄関ドアを開けると涼気が心地いい。
この冬はどうすごすか。寒くなるのが楽しみである。
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02 oct 2016
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