非正規って・・・

 最近メディアで見かけることの多い、雇用問題についてひっかかる言葉の使い方がある。
 それは、「正規労働者」「非正規労働者」という言い方だ。
 仕事の種類や質の違いこそあれ、労働そのものに正規も非正規もない。
 それは本来、雇用形態の区別にすぎないことのはずだ。
 正しくは「正規雇用者」(=正社員など)、「非正規雇用者」(=アルバイト、臨時職員など)というべきだろう。
 この使い分けが次第に曖昧になっているような気がする。

 それにしても「非正規労働者」という言葉は、「本来働いてはいけない人」という意味にもとれないだろうか? 
 それではあまりにもひどいではないか。

Original 23 may 2016

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