ミニ同窓会は楽し
久しぶりに地元へ戻って、高校時代の友人と会った。
引退してからは一人で過ごす時間が多くなった身にとって、気心の知れた仲間と話すことほど気持ちが休まり、同時に若返ることはない。 酒をまったくたしなまない我々は、居酒屋などで大勢集まり騒ぐということはない。たいていは一対一、多くても3、4人程度の集まりである。 遠い昔の思い出話から、過去二十数年間の現役生活で体験したことなどを話す。 年齢が同じでも、卒業以来歩んできた道は違う。それだけにお互いの体験を語り合うのに時間はいくらあっても足りない。 体験を共有していた高校時代の思い出話でも、時折「これは知らなかった」とか、「実はこんな裏があったんだ」というような軽いショックを受ける話題もある。 それをもっと若い時に聞いていたとしたら激昂するようなことでも、もうこの年齢だ、お互い穏やかに受け止めることができるようになっているのがありがたい。 さて、これから先はどうするかね。 いつも話題はこれからのことで終わりに近づく。 何にしても、健康ならいいよ。 先ほどまでの「高校生」たちは、すっかり初老のおじさんに戻って家路に就くのであった。
Original oct 25 2015
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