ブログとは
小学生時代の授業で突然に先生から発せられることがあった作文の課題。配られた原稿用紙を前にして自分はいつも憂鬱になっていたものだった。
先生の言う「何でもいいからとにかく書け」、は無理な話である。
コメディアンや噺家に寄席の高座の下から直接「何か面白いことを言え」とご無体な注文をなさる方がいるようだが、内容のともなった話には方向とシチュエーションが必要なわけで、闇雲に「面白い」ことなどがあるわけはない。
メールや手紙は通常一人の相手に向けて書くもので、新聞や雑誌の記事はある一定のカテゴリーの読者層を想定して記述するメッセージである。
パソコンを前にしてブログを・・・と考えた時に、なかなか動き始めることができなかったのはメッセージを送る相手を意識しすぎたせいもあるだろう。
読者を想定しているような、していないような姿勢。もちろん何を言ってもいいというものではない。それは自分自身に向けて書いているメッセージともいえる。といって、ネット上に公開した以上は私的な日記とも違う。
これらの要素が書き続ける動機付けのヒントであるかもしれない。
Original oct 06 2015
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