危機に備える
東日本大震災が発生して数日後、私は近所にあるなじみのファミレスを訪れた。
いつも水とともに渡される、メニューの代わりに出てきたのはA4版の1枚の紙だった。
それが”メニュー”だったのである。
十数種類くらいの品目が記されただけのさびしいものだ。
材料が不足しているので致し方ないとの説明だった。
「戦争中にでもなるとこんな感じになるのだろうか」と想像してしまった。
いままた不気味な危機を前に、その記憶がよぎる。
杞憂に終わればよし。
無駄になろうとも最低限の備蓄はしておくことにしよう。
Original 6 sep 2017
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